京王電鉄のハウスエージェンシーである『京王エージェンシー』。
ハウスエージェンシーというと、JR東日本グループの『ジェイアール東日本企画』や、トヨタ自動車グループの『デルフィス』などがあります。
また電鉄系に絞っていうと、『東急エージェンシー』、『小田急エージェンシー』、『メトロアドエージェンシー』などが挙げられます。
そんな電鉄系のハウスエージェンシーですが、やはり母体が大企業かつインフラ企業なので、安定志向の学生・転職希望者には非常に人気がある傾向にあります。
そんな『京王エージェンシー』ですが、実際に中途採用や第二新卒として転職する際にはどのようなポイントがあるのでしょうか。
『京王エージェンシー』に転職する方法|『京王エージェンシー』に強い転職エージェント・転職サイト
『京王エージェンシー』に転職する方法ですが、大きく分けて3つの方法があります。
ひとつは『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトを利用して転職する方法。そしてもうひとつは『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントを利用して転職する方法。そして最後が企業のサイトや知人の紹介などから直接応募する方法の合計3つが主な手段として挙げられます。
『京王エージェンシー』への転職に有利な転職サイトと転職エージェントの比較
まず転職サイトと転職エージェントに比較についてですが、こちらは『京王エージェンシー』などの大手企業の子会社であるハウスエージェンシーへの転職に際して言えば確実に転職エージェントの利用を推奨いたします。
理由としては、基本的に採用情報=企業の経営戦略でもあるため、企業としてはあまり誰でも見られる状態にしたくないというのが本音です。一方で、優秀な方の目には触れたいのでその二律背反が採用担当者にとっての永遠のジレンマでもあります。
上記を踏まえると、転職サイトというのはメールアドレスを入力するだけで登録できるため、不特定多数の目に触れると言えます。一方で、転職エージェントは、登録してから1度キャリアアドバイザーとの面談を受けた上で登録されるため、企業の実際の事情や、表に出せない将来的な経営戦略なども積極的に公開されています(個人的には投資家も転職エージェントに登録した方が良いとさえ思います)。
以上を踏まえると、転職活動に際しより良い待遇を狙うのであれば、『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトと『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントであれば、必然的に転職エージェントの登録が必要となります。
『京王エージェンシー』への転職に有利な転職エージェントと直接応募の比較
次に、転職エージェントと企業サイトなどの直接応募の比較ですが、こちらは一概に優劣はつけられません。
転職エージェントのメリットとしては、企業の採用担当者と精通したキャリアアドバイザーが求職者の担当につくため、企業が求める人材に合わせた、職務経歴書やポートフォリオの作成方法や、面接対策などを受けることができます。
一方で、直接応募のメリットとしては転職エージェントを挟まないため、企業側からすると手数料を取られないというメリットがあります。なので、もし企業の事情や求める人材について採用担当者とコミュニケーションを取れる状態であるならば直接応募の方が優位と言えるでしょう。
但し、年間の中途採用者の採用予算は既に決まっており、転職エージェントの活用もあくまで費用対効果を見込んで活用しているので、手数料の面で採用に優劣が付くということは原則ありません。なので、特段のコネクションがない場合は転職エージェントの活用が採用への近道と言えるでしょう。
『京王エージェンシー』の中途採用・キャリア採用・第二新卒での募集職種
では、実際に『京王エージェンシー』への転職に際し、どのような職種が募集されているのかを、各チャネル別に見ていきましょう。また転職活動において、転職エージェントに複数登録される方が大半です。一方で登録時の基本情報の入力は数が重なると負担となります。なので、一度登録したらPCやスマートフォンのメモ帳に一通り情報を記載し、コピー&ペーストで効率的に登録することをおすすめいたします。
マスメディアン経由
リクルートエージェント経由
転職関連企業として高い知名度を誇るリクルートが運営する転職エージェント『リクルートエージェント』。総求人数10万件以上という圧倒的な求人数を背景に『電通』『博報堂』といった大手企業以外の求人も網羅しているのが特徴です。求人の見逃しをしないためにも登録がベストです。一方で広告業界専門のサービスではないので、書類作成などを考えると併用してマスメディアンなども利用することがおすすめです。
※原則最新の情報を掲載するように努めておりますが、定員に達するなどの理由で転職エージェントに求人がない場合もございますのでご了承ください。また転職エージェントに登録を断られたなどの場合は、下記の『転職エージェントに登録を断られた場合』をご覧ください。
『京王エージェンシー』の中途採用・キャリア採用・第二新卒での募集職種
京王エージェンシーでは企業サイトや転職エージェントを通じて、以下の職種で転職者の中途採用を行っているようです(正確な情報は公式サイトをご確認ください)。
年収:
業務・仕事内容:
求める人材・スキル:
これらの職種は直接応募も可能ですが、広告代理店の転職は、タイミングによってどの案件を担当するかも大きく変わり、求められる人材・人物像や志望動機が変わります。
そうした情報を事前に持って書類作成、面接に臨み、通過率を大きく上げるには、事前に企業の採用担当者から与件を伝えられている転職エージェントに登録することで優位に立つことができます。
『京王エージェンシー』に中途採用で転職するためのポイント
京王エージェンシーに転職するためのポイントとしては、広告に対する興味はもちろんですが、他のハウスエージェンシーと比べてバイタリティが求められる傾向にあるかもしれません。
その他の電鉄系のエージェンシーが親会社からの受注が多いのに対し、京王エージェンシーでは外部のクライアントからの仕事の受注もある程度あります。
そうした部署ではやはり労働時間としては長めな傾向がありますので、会社に利益をもたらすべくどんどん新しい領域を開発していくような人材が他のハウスエージェンシーと比較して求められがちな印象があります。
一方で、親会社との関係性を意識した組織スキル的な立ち振る舞いも求められますので、そうした2点のバランスがとても大事と言えるのでは無いでしょうか。
『京王エージェンシー』の残業時間と労働環境は?口コミと評判からブラック度を検証
気になる『京王エージェンシー』の残業時間・労働環境はどうなのでしょうか。広告業界/広告代理店の企業なのでやはりハードなのでしょうか。
口コミ・評判サイトを見てみると、月間の平均残業時間は54時間とありました。ハウスエージェンシーとしてはやや多い印象ですね。
実際の口コミ・評判を見てみても、
ワークライフバランスは保ちづらい。営業や企画制作だと長時間残業することも。
部署によってはワークライフバランスを保てる部署もある。
以前は残業も多かったが、近年は45時間以内というのを徹底しようとしている。
といった口コミ・評判のコメントが並んでいました。
この『京王エージェンシー』ですが、京王電鉄の仕事も多くあるようですが、実際に独立系の代理店と同じく、電通、博報堂などと競合の案件に出るなど、一般のクライアントの仕事も一定数あるようです。
そうした意味では、ガチンコの世界なので、必然的に労働時間が長くなってしまうのは仕方ないのかもしれませんね。
また、官公庁系の案件もある程度受注しているようで、そうなってくると官公庁案件は独特な進め方とバランス感覚が必要なので、労働時間としては増加するのかもしれませんね。
『京王エージェンシー』の年収・給料は。営業、マーケティング、クリエイティブ等の職種での違いも検証
では『京王エージェンシー』の気になる年収・給料はどのくらいなのでしょうか。広告業界/広告代理店と聞くと高年収なイメージがありますがどうでしょうか。
口コミ・評判などの平均年収・給料を算出すると、大体500-650万円くらいが相場のようです。
おそらく職種によって給与がすごい差がつくということはあまりなさそうですね。
また安定している分、高い成果を上げたとしても、爆発的に給与が上がるということもあまりなさそうではありました。
広告業界で仕事をしていると、『京王エージェンシー』の営業とプロモーション系のプランナーはよく見かけますが、マーケティングやクリエイティブの人材というのはあまり見かけない印象はあります。
おそらく電鉄系なのでプロモーションが強みで、あとは外部パートナーに頼む率も多いのかもしれません。
『京王エージェンシー』への転職ならまず登録しておきたい転職エージェント
広告業界への転職ならまず登録しておきたい『マスメディアン』
電通・博報堂・リクルートなどの大手広告代理店の営業、マーケティング、クリエイティブ、デジタル、人事・経理など職種の幅はもちろん、外資系広告代理店、インターネット広告代理店、CMプロダクション、広告制作会社など、広告業界に関する実績はほぼ網羅している転職エージェントです。広告業界専門の転職エージェントなため、職務経歴書などの書類添削から、面接対策まで、より専門的に対応してもらうことが可能です。また24時間アクセスできる会員制求人ポータルも閲覧できるメリットがあります(登録無料)。