『博報堂』に転職する方法|ブラック度・残業時間から、年収・給料、職務経歴書・ポートフォリオ・面接のコツやグループとの違いについて

博報堂 就職・転職 企業研究
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『博報堂』への転職方法の結論

●博報堂への転職には、クリエイティブ・マーケティング求人まで豊富な【マスメディアン】への登録は必須。ここにしかない希少求人多数!【求人確認済み】

●博報堂、広告業界のみならず、とにかくクリエイティブな仕事がしたい!という方で、スクールなどを卒業された方は【マイナビクリエイター】に登録する方が多数!

広告業界において『電通』と並んで2強と称される広告代理店『博報堂』。

1兆近い売り上げを誇り、数々の大企業をクライアントに持つ、言わずと知れた有名企業のひとつです。

そんな博報堂ですが、近年同じく総合広告代理店である『大広』と『読売広告社』とホールディングスを形成し、博報堂DYホールディングスとして、業界最大手の電通やグローバルで戦える環境というものを構築しようとしています。

また、メディアレップ大手である『DAC』と経営統合し、より一層グループとしてデジタル領域に力を入れるなど、企業としてのナレッジを拡大し続けています。

そんな『博報堂』ですが、実際に中途採用や第二新卒として転職する際にはどのようなポイントがあるのでしょうか。

『博報堂』とは|特徴と評判・口コミ

『博報堂』への転職方法をお伝えする前に、まずは『博報堂』について簡単にお伝えできればと思います。『博報堂』とは日本における広告業界の売上高第二位の会社であり、世界でも第10位の広告会社となります。2002年に大広・読売広告社と経営統合を行い、博報堂DYホールディングスとして国内の広告業界の中で中心的な役割を担っています。

大きな特徴としては主に人材を非常に大事にすることでも知らせており、博報堂大学などの社内教育にも非常に力を入れていることが有名です。原則契約形態にかかわらずそうしたカリキュラムを受けることが可能です。

そして、もうひとつの特徴としては、マーケティング、クリエイティブに強いことが挙げられます。ロジカルでガツガツしすぎない知的な社風はクライアントの評価も高く、同時に高いクリエイティビティを発揮できる環境と、人材を輩出する土壌があり、大貫卓也氏、佐藤可士和氏なども皆博報堂出身です。

『博報堂』は「生活者発想」と「パートナー主義」というふたつの理念のもとで、日々革新を続けています。高いクリエイティビティを持つプロフェッショナルがチームを編成し、広告領域のみならず、戦略構築から社会的なムーブメントの創出まで、あらゆる領域においてクライアントの課題解決を行なっており、近年は事業領域のソリューションにまで領域を拡張。そのためエンジニアの採用などにも積極的である傾向が伺えます。博報堂グループとして戦略、企画、実施の体制を国内外に整え、クライアントのマーケティング活動全体の最適化を実現する「次世代型の統合マーケティングソリューション」を提供していく企業というのが、今回ご紹介する『博報堂』の概要になります。

『博報堂』に転職する方法|『博報堂』に強い転職エージェント・転職サイト

『博報堂』に転職する方法ですが、大きく分けて3つの方法があります。

ひとつは『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトを利用して転職する方法。そしてもうひとつは『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントを利用して転職する方法。そして最後が企業のサイトや知人の紹介などから直接応募する方法の合計3つが主な手段として挙げられます。

『博報堂』への転職に有利な転職サイトと転職エージェントの比較

まず転職サイトと転職エージェントに比較についてですが、こちらは『博報堂』などの大手企業への転職に際して言えば確実に転職エージェントの利用を推奨いたします。

理由としては、基本的に採用情報=企業の経営戦略でもあるため、企業としてはあまり誰でも見られる状態にしたくないというのが本音です。一方で、優秀な方の目には触れたいのでその二律背反が採用担当者にとっての永遠のジレンマでもあります。

上記を踏まえると、転職サイトというのはメールアドレスを入力するだけで登録できるため、不特定多数の目に触れると言えます。一方で、転職エージェントは、登録してから1度キャリアアドバイザーとの面談を受けた上で登録されるため、企業の実際の事情や、表に出せない将来的な経営戦略なども積極的に公開されています(個人的には投資家も転職エージェントに登録した方が良いとさえ思います)。

以上を踏まえると、転職活動に際しより良い待遇を狙うのであれば、『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトと『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントであれば、必然的に転職エージェントの登録が必要となります。

『博報堂』への転職に有利な転職エージェントと直接応募の比較

次に、転職エージェントと企業サイトなどの直接応募の比較ですが、こちらは一概に優劣はつけられません。

転職エージェントのメリットとしては、企業の採用担当者と精通したキャリアアドバイザーが求職者の担当につくため、企業が求める人材に合わせた、職務経歴書やポートフォリオの作成方法や、面接対策などを受けることができます。

一方で、直接応募のメリットとしては転職エージェントを挟まないため、企業側からすると手数料を取られないというメリットがあります。なので、もし企業の事情や求める人材について採用担当者とコミュニケーションを取れる状態であるならば直接応募の方が優位と言えるでしょう。

但し、年間の中途採用者の採用予算は既に決まっており、転職エージェントの活用もあくまで費用対効果を見込んで活用しているので、手数料の面で採用に優劣が付くということは原則ありません。なので、特段のコネクションがない場合は転職エージェントの活用が採用への近道と言えるでしょう。

『博報堂』の中途採用・キャリア採用・第二新卒での募集職種

では、実際に『博報堂』への転職に際し、どのような職種が募集されているのかを、各チャネル別に見ていきましょう。また転職活動において、転職エージェントに複数登録される方が大半です。一方で登録時の基本情報の入力は数が重なると負担となります。なので、一度登録したらPCやスマートフォンのメモ帳に一通り情報を記載し、コピー&ペーストで効率的に登録することをおすすめいたします。

マスメディアン経由
博報堂 就職・転職

『博報堂』の旧来よりの中軸の業務である広告領域の職種であれば、圧倒的に求人数・キャリアアドバイザーの質共に高いのがこちらの『マスメディアン』になります。他の転職エージェントでは掲載されていない、コピーライター・アートディレクターといったクリエイティブ系の求人や、マーケター・ストラテジックプランナーなどのマーケティング寄りの求人など、コミュニケーション領域における求人において圧倒的な強みを持っています。

マイナビITエージェント経由
博報堂 就職・転職

徐々に事業転換を図っている『博報堂』の中で、次なる中軸を担うDX・新規事業領域の職種を目指す方はこちらの『マイナビITエージェント』の求人がおすすめとなります。その名の通りIT領域の転職に強く、ITエンジニアやITコンサルタントなどの職種で、企業の新規事業支援やDX支援などを行いたい方はこちらからの応募がより選考を有利に進めることができると言えます。

リクルートエージェント経由
博報堂 就職・転職

転職関連企業として高い知名度を誇るリクルートが運営する転職エージェント『リクルートエージェント』。総求人数10万件以上という圧倒的な求人数を背景に『博報堂』の求人も複数掲載。営業からエンジニアまで幅広く閲覧・応募が可能です。一方で広く薄くが特徴でもあるので、こちらで求人の全体図を見つつも、専門性のあるアドバイスを得ることも考えて、上記のうち志向に合ったものと合わせて登録することがおすすめです。

※原則最新の情報を掲載するように努めておりますが、定員に達するなどの理由で転職エージェントに求人がない場合もございますのでご了承ください。また転職エージェントに登録を断られたなどの場合は、下記の『転職エージェントに登録を断られた場合』をご覧ください。

『博報堂』への転職に有利な履歴書、職務経歴書、ポートフォリオの作り方

『博報堂』の1次面接の対策と想定質問

営業の電通、マーケティングの博報堂と言われるようなイメージもありますが、実際のところ電通もマーケティングはすごいですし、博報堂の営業も優秀です。

ただ、文化として何がなんでもしがみついてというよりかはロジカルに課題を解決する傾向にあるというのは若干合っているかもしれません。

しかし、近年よく言われているのは、電通の労働環境が大幅に改善した結果、電通の博報堂化、博報堂の電通化なんてことも言われ始めています。

電通がしがみついてまでソリューションを提供してきたところに、労働環境の制限がついてしまったため、その穴に博報堂が入って行ったという構図のようなものもまことしやかに囁かれています。

そうした意味でも、チャンスをものにしたい、今こそ業界一位をくらい面接で言えると受けはいいかもしれませんね。

『博報堂』の2次面接・最終面接の対策と想定質問

『博報堂』の残業時間と労働環境は?口コミと評判からブラック度を検証

気になる『博報堂』の残業時間・労働環境はどうなのでしょうか。広告業界/広告代理店の企業なのでやはりハードなのでしょうか。

口コミ・評判を見てみると、月間の平均残業時間は65時間とありました。昔の口コミの名残もあるのかもしれませんが、相当ハードな数値ですね。。

実際の口コミ・評判を見てみても、

営業職はクライアントの企業文化による影響が大きい。メディア職は比較的融通がつけやすく、クリエイティブは打ち合わせの時間が深夜にずれ込むことが多く長時間労働になりやすい。

業界全体として労働環境を改善しようとはしているが実際はまだ長時間労働が続いている。ただ引き継ぎさえしておけば長期休暇などは取りやすい環境。

自己裁量が大きいので、自由に働いている人が多い。ただ基本的にはワークライフバランスよりは仕事が好きという人の方が向いている業界。

といった口コミ・評判のコメントが並んでいました。

結構ハードに働いている印象を受けますね。

ただ、コメントにもある通り、そもそもが基本的にはワークライフバランスより仕事が好きという方が向いている業界ではありますので、そうした意味では多少のハードワークは致し方ないのかもしれませんね。

また以前博報堂のクリエイティブディレクターの方とお仕事させていただいた際には本当に最後までひとりで粘って考えられていたので、そうした意味でも、最後までくらい付ける人というのが向いている業界と言えるかもしれません。

ただ、考えたら考えた分だけコンペに勝て、世の中にインパクトのある仕事を出すことができるので、前向きに仕事をされている方が多い印象は受けますね。

『博報堂』の年収・給料は

では『博報堂』の気になる年収・給料はどのくらいなのでしょうか。広告業界/広告代理店と聞くと高年収なイメージがありますがどうでしょうか。

口コミ・評判などの平均年収・給料を算出すると、大体500-1800万円くらいが相場のようです。

また過去に公開されていた求人や、広告業界/広告代理店での口コミ・評判の一部を見てみると以下のような数値となっています。

中途採用においては表向きには職種による待遇の差などはあまりないようですね。

ただクライアント向けのサービス開発などのテクノロジー領域だけは待遇が少し違うようですね。

一方で『博報堂』『電通』の2社は基本的にクリエイティブ等は表向きにはあまり求人は出ず、他社で目立った活躍をした人材を引き抜いていくという採用方法が一般的なようです。

なので、新卒で入社できなかった場合は、別の代理店で実績を積んで、そこから引き抜かれるというルートを狙っていく人も多いようですね。

『博報堂』の広告CMプロモーション制作事例

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