総合広告会社の売り上げランキングでトップ２０入りを果たしている日本経済社／日経社。
同社の名前は知らなくても、日本経済新聞ならほとんどの方が知っていることかと思います。
同社はその日本経済新聞のグループ会社。
グループリソースを活用し、日本経済新聞や、テレビ東京などBtoB向けのコミュニケーションに滅法強い特性をもつ広告代理店です。
そんな『日経社』ですが、実際に中途採用や第二新卒として転職する際にはどのようなポイントがあるのでしょうか。
『日経社』に転職する方法｜『日経社』に強い転職エージェント・転職サイト
『日経社』に転職する方法ですが、大きく分けて３つの方法があります。
ひとつは『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトを利用して転職する方法。そしてもうひとつは『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントを利用して転職する方法。そして最後が企業のサイトや知人の紹介などから直接応募する方法の合計３つが主な手段として挙げられます。
『日経社』への転職に有利な転職サイトと転職エージェントの比較
まず転職サイトと転職エージェントに比較についてですが、こちらは『日経社』などのハウスエージェンシーへの転職に際して言えば確実に転職エージェントの利用を推奨いたします。
理由としては、基本的に採用情報＝企業の経営戦略でもあるため、企業としてはあまり誰でも見られる状態にしたくないというのが本音です。一方で、優秀な方の目には触れたいのでその二律背反が採用担当者にとっての永遠のジレンマでもあります。
上記を踏まえると、転職サイトというのはメールアドレスを入力するだけで登録できるため、不特定多数の目に触れると言えます。一方で、転職エージェントは、登録してから１度キャリアアドバイザーとの面談を受けた上で登録されるため、企業の実際の事情や、表に出せない将来的な経営戦略なども積極的に公開されています（個人的には投資家も転職エージェントに登録した方が良いとさえ思います）。
以上を踏まえると、転職活動に際しより良い待遇を狙うのであれば、『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトと『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントであれば、必然的に転職エージェントの登録が必要となります。
『日経社』への転職に有利な転職エージェントと直接応募の比較
次に、転職エージェントと企業サイトなどの直接応募の比較ですが、こちらは一概に優劣はつけられません。
転職エージェントのメリットとしては、企業の採用担当者と精通したキャリアアドバイザーが求職者の担当につくため、企業が求める人材に合わせた、職務経歴書やポートフォリオの作成方法や、面接対策などを受けることができます。
一方で、直接応募のメリットとしては転職エージェントを挟まないため、企業側からすると手数料を取られないというメリットがあります。なので、もし企業の事情や求める人材について採用担当者とコミュニケーションを取れる状態であるならば直接応募の方が優位と言えるでしょう。
但し、年間の中途採用者の採用予算は既に決まっており、転職エージェントの活用もあくまで費用対効果を見込んで活用しているので、手数料の面で採用に優劣が付くということは原則ありません。なので、特段のコネクションがない場合は転職エージェントの活用が採用への近道と言えるでしょう。
『日経社』の中途採用・キャリア採用・第二新卒での募集職種
では、実際に『日経社』への転職に際し、どのような職種が募集されているのかを、各チャネル別に見ていきましょう。また転職活動において、転職エージェントに複数登録される方が大半です。一方で登録時の基本情報の入力は数が重なると負担となります。なので、一度登録したらPCやスマートフォンのメモ帳に一通り情報を記載し、コピー＆ペーストで効率的に登録することをおすすめいたします。
マスメディアン経由
広告業界の中でも大手のみならず『日経社』のような隠れた優良ハウスエージェンシーなどの求人も豊富に掲載しているのがこちらのマスメディアンになります。営業だけでなく、コピーライターやアートディレクターなどのクリエイティブや、ストラテジックプランナーやコミュニケーションプランナーなどのマーケティング職種も豊富に掲載されています。またポートフォリオなどの広告業界特有の書類対策もしっかりとしてもらえるため、登録必須の転職エージェントと言えるでしょう。
リクルートエージェント経由
転職関連企業として高い知名度を誇るリクルートが運営する転職エージェント『リクルートエージェント』。総求人数10万件以上という圧倒的な求人数を背景に広告業界の中でも、大手以外の隠れた優良ハウスエージェンシーなども掲載しています。一方で広告業界専門のエージェントではないので、ポートフォリオの作成などはあまり強くはありません。あくまで求人を見逃さないために登録し、マスメディアンとの併用がベストといえるでしょう。
※原則最新の情報を掲載するように努めておりますが、定員に達するなどの理由で転職エージェントに求人がない場合もございますのでご了承ください。また転職エージェントに登録を断られたなどの場合は、下記の『転職エージェントに登録を断られた場合』をご覧ください。
『日本経済社／日経社』の残業時間は？平均と比べるとブラック企業？
気になる『日本経済社／日経社』の残業時間ですが、実際にはどうなのでしょうか。
口コミサイトを見てみると、月間の平均残業時間は35時間とありました。やはりハウスエージェンシーだけあって、安定した働き方ができるのかもしれませんね。
実際の口コミを見て見ても、
残業時間は人それぞれだが、他の代理店に比べたら少ない方だと思う。
有休消化やノー残業デーにも会社として力をいれて徹底されている。
働き方改革より前から、わりとワークライフバランスは保てていた。
といったコメントが並んでいました。
やはり広告代理店、中でもハウスエージェンシーと呼ばれる部類は、比較的まったり働けるというような風潮はありますが、東急やクオラスのように、グループ外や幅広い業界の仕事をガツガツやっている所は、経験が積める分業務量は増える傾向にあるようですが、日本経済社／日経社のように親会社からの売り上げが安定している会社ですと、過度な働き方はしなくても良いのかもしれませんね。
『日本経済社／日経社』の気になる年収は？営業、マーケティング、クリエイティブなど職種別でも検証！
では気になる年収はどのくらいなのでしょうか。
口コミなどの平均年収を算出すると、大体400-600万円くらいが相場のようです。
また過去に公開されていた求人や、業界内での話の一部を見てみると以下のような数値となっています。
- 営業職 450万-500万
- クリエイティブ職 400-500万
とありました。
口コミ同様、やや低い数値と言えるかもしれません。ガツガツ働く環境ではないようなので、まったりと、でも広告には携わりたいというような方には向いている企業なのかもしれませんね。
『日本経済社／日経社』への転職ならまず登録しておきたい転職エージェント
広告業界への転職ならまず登録しておきたい『マスメディアン』
電通・博報堂・リクルートなどの大手広告代理店の営業、マーケティング、クリエイティブ、デジタル、人事・経理など職種の幅はもちろん、外資系広告代理店、インターネット広告代理店、CMプロダクション、広告制作会社など、広告業界に関する実績はほぼ網羅している転職エージェントです。広告業界専門の転職エージェントなため、職務経歴書などの書類添削から、面接対策まで、より専門的に対応してもらうことが可能です。また24時間アクセスできる会員制求人ポータルも閲覧できるメリットがあります（登録無料）。
