『電通テック』に転職・中途・第二新卒で採用されるポイント|募集で求められるスキル・人材と実際の口コミ・評判

企業研究
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最大手広告代理店グループである『電通グループ』。

その中のプロモーション領域の実行部隊としての機能を持つのが電通テックです。

元々、電通の実行部隊として『電通テック』という会社はありましたが、2017年1月4日に、旧電通テックをプロモーション領域全般の企画・制作・実施運用に関する業務を担うプロモーションプロダクションである『電通テック』と、電通グループのイベント・スペース領域の中核会社である『電通ライブ』の2社に分社して設立されたのが現在の『電通テック』になります。

そんな『電通テック』ですが、実際に中途採用や第二新卒として転職する際にはどのようなポイントがあるのでしょうか。

そこで今回は実際に未経験から大手広告代理店への転職歴のある根岸氏に、『電通テック』に転職する方法から、ブラック度・残業時間、年収・給料、職務経歴書・ポートフォリオ・面接のコツやグループとの違いについてについて寄稿いただきました。

この記事を書いた人

未経験から大手広告代理店への転職を経験。現在も現役広告マンとして勤務する傍ら、独自のキャリア視点などを中心に記事の執筆、講演、キャリアアドバイザーなども務める。

『電通テック』に転職する方法|『電通テック』に強い転職エージェント・転職サイト

『電通テック』に転職する方法ですが、大きく分けて3つの方法があります。

ひとつは『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトを利用して転職する方法。そしてもうひとつは『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントを利用して転職する方法。そして最後が企業のサイトや知人の紹介などから直接応募する方法の合計3つが主な手段として挙げられます。

『電通テック』への転職に有利な転職サイトと転職エージェントの比較

まず転職サイトと転職エージェントに比較についてですが、こちらは『電通テック』などの大手企業の子会社への転職に際して言えば確実に転職エージェントの利用を推奨いたします。

理由としては、基本的に採用情報=企業の経営戦略でもあるため、企業としてはあまり誰でも見られる状態にしたくないというのが本音です。一方で、優秀な方の目には触れたいのでその二律背反が採用担当者にとっての永遠のジレンマでもあります。

上記を踏まえると、転職サイトというのはメールアドレスを入力するだけで登録できるため、不特定多数の目に触れると言えます。一方で、転職エージェントは、登録してから1度キャリアアドバイザーとの面談を受けた上で登録されるため、企業の実際の事情や、表に出せない将来的な経営戦略なども積極的に公開されています(個人的には投資家も転職エージェントに登録した方が良いとさえ思います)。

下記は実際の転職サイトである『リクナビNEXT』と転職エージェントの『リクルートエージェント』の検索画面ですが、例えば『電通』と検索した場合でも転職サイトの場合は、関連企業や取引先が電通であるに過ぎない企業も表示されるのに対し、転職エージェントの場合は、しっかりと電通の求人が表示されます。

以上を踏まえると、転職活動に際しより良い待遇を狙うのであれば、『リクナビNEXT』『マイナビ転職』などの転職サイトと『マスメディアン』『マイナビITエージェント』『リクルートエージェント』などの転職エージェントであれば、必然的に転職エージェントの登録が必要となります。

『電通テック』への転職に有利な転職エージェントと直接応募の比較

次に、転職エージェントと企業サイトなどの直接応募の比較ですが、こちらは一概に優劣はつけられません。

転職エージェントのメリットとしては、企業の採用担当者と精通したキャリアアドバイザーが求職者の担当につくため、企業が求める人材に合わせた、職務経歴書やポートフォリオの作成方法や、面接対策などを受けることができます。

一方で、直接応募のメリットとしては転職エージェントを挟まないため、企業側からすると手数料を取られないというメリットがあります。なので、もし企業の事情や求める人材について採用担当者とコミュニケーションを取れる状態であるならば直接応募の方が優位と言えるでしょう。

但し、年間の中途採用者の採用予算は既に決まっており、転職エージェントの活用もあくまで費用対効果を見込んで活用しているので、手数料の面で採用に優劣が付くということは原則ありません。なので、特段のコネクションがない場合は転職エージェントの活用が採用への近道と言えるでしょう。

『電通テック』の中途採用・キャリア採用・第二新卒での募集職種

では、実際に『電通テック』への転職に際し、どのような職種が募集されているのかを、各チャネル別に見ていきましょう。また転職活動において、転職エージェントに複数登録される方が大半です。一方で登録時の基本情報の入力は数が重なると負担となります。なので、一度登録したらPCやスマートフォンのメモ帳に一通り情報を記載し、コピー&ペーストで効率的に登録することをおすすめいたします。

マスメディアン経由
博報堂 就職・転職

広告業界への転職において確かな実績を誇るのがこちらのマスメディアン。電通、博報堂などの大手企業だけでなく、その子会社や中堅優良ハウスエージェンシーなどの求人も豊富に取り揃えています。また、営業職だけでなく、プランナー職やマーケティング職などのアイデアが求められる職種も豊富に取り揃えられており、the広告業界という仕事をしたい方にもぴったりなエージェントとなります。

マイナビITエージェント経由
博報堂 就職・転職

徐々に事業転換を図っている『電通テック』の中で、次なる中軸を担うDX・新規事業領域の職種を目指す方はこちらの『マイナビITエージェント』の求人がおすすめとなります。その名の通りIT領域の転職に強く、ITエンジニアやITコンサルタントなどの職種で、企業の新規事業支援やDX支援などを行いたい方はこちらからの応募がより選考を有利に進めることができると言えます。

リクルートエージェント経由
博報堂 就職・転職

転職関連企業として高い知名度を誇るリクルートが運営する転職エージェント『リクルートエージェント』。総求人数10万件以上という圧倒的な求人数を背景に大手企業の求人以外も網羅しているのが特徴です。見逃しを避けるためにも登録をしておくことがおすすめです。一方で広告業界専門のエージェントではないので、書類対策や面接対策を考えるとマスメディアンとの併用がおすすめとなります。

※原則最新の情報を掲載するように努めておりますが、定員に達するなどの理由で転職エージェントに求人がない場合もございますのでご了承ください。また転職エージェントに登録を断られたなどの場合は、下記の『転職エージェントに登録を断られた場合』をご覧ください。

『電通テック』に中途・キャリア採用、第二新卒で転職するための方法・ポイント

『電通テック』への転職の方法とポイントとしては、広告会社としての分析力、企画力、発想力はもちろん、あくまでもプロモーションプロダクションですので、実際に実行していくための推進力が求められる傾向にあります。

実際に現場により近い部分で、細かいプロモーション企画の詰めや、データと向き合った細かい接点の設計などが求められる傾向にあります。

また分社化に伴い、デジタル領域を強化していく傾向にありますので、そうしたスキルを持った人材は重宝される傾向にあるようです。

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