インターネット広告業界の大手と呼ばれる3社の一角を占める『セプテーニ』。
『サイバーエージェント』『オプト』と共に日本のインターネット広告業界の先頭を走る企業と言っても過言ではないかもしれません。
また最近では『オプト』と資本業務提携を解消した『電通』が、こちら『セプテーニ』と資本業務提携を結んだことも話題となりました。
長期的に見ると『サイバーエージェント』一強になりつつあるなかで、時点を走る博報堂DYグループの『DAC』と『アイレップ』 、それに対抗する『電通』と『セプテーニ』という構図になろうとしているのかもしれません。
そんな先行きワクワクするセプテーニですが、実際の労働環境やカルチャーはどのようなものなのでしょうか。
実際に中途採用や第二新卒として転職する際にはどのようなポイントがあるのでしょうか。
募集で求められる人物像・人材などを、実際に別業界から大手広告代理店に転職した筆者の知見を交えてご紹介したいと思います。
・求人を詳しくみる(クリークアンドリバー 公式)『セプテーニ』の中途採用・キャリア採用・第二新卒での募集職種
セプテーニでは企業サイトや転職エージェントを通じて、以下の職種で転職者の中途採用を行っているようです(正確な情報は公式サイトをご確認ください)。
年収:
業務・仕事内容:
求める人材・スキル:
これらの職種は直接応募も可能ですが、広告代理店の転職は、タイミングによってどの案件を担当するかも大きく変わり、求められる人材・人物像や志望動機が変わります。
そうした情報を事前に持って書類作成、面接に臨み、通過率を大きく上げるには、事前に企業の採用担当者から与件を伝えられている転職エージェントに登録することで優位に立つことができます。
マスメディアンで無料で職務経歴書の作成や面接対策、セプテーニが今求める人材を面談でヒアリングする。
『セプテーニ』に中途採用で転職するためのポイント
セプテーニに中途採用で転職するためのポイントですが、やはりデジタルへの経験、興味があるには越したことはありません。
ただ営業職などであれば、若ければ経験がなくてもやる気や無形商材の営業経験などで採用されるパターンも多いようです。
またなぜサイバーエージェントやオプトではなくセプテーニなのかといった質問にもしっかりと答えられるようにしておくことが大切になります。
また独自のコンテンツ開発や、漫画による広告にも力を入れていますので、そうした新しい事業の素養などもあればより必要とされる人材としてジョインできるのでは無いでしょうか。
『セプテーニ』への転職でおすすめの転職エージェント
マスメディアン
【公式サイト】https://www.massmedian.co.jp/
利用満足度:★★★★★
宣伝会議グループが運営するマスメディアンは、広告・Web・マスコミの求人数・転職支援実績No.1クラスとの評判です。専任のコンサルタントが付き、広告会社、制作会社などの優良企業の求人多数提案してもらえます。またweb上からマイページで24時間求人が確認できるので、紹介された求人以外にも興味のある求人にチャレンジすることも可能です。大手2社の求人も比較的常時掲載されています。
シンアド転職エージェント
【公式サイト】シンアド転職エージェント
利用満足度:★★★★★
広告・PR・デジタル業界への転職に強い転職エージェント。株式会社ホールハートというと新卒で広告業界を見ていたら聞き覚えのある方もいるのではないでしょうか。こちらも専任のエージェントがつき、自分に合ったキャリアプランを一緒に考えてもらえます。特にマーケティング職・ストラテジックプランニング職などの、戦略・企画系の求人に強い転職エージェントです。
マイナビクリエイター
【公式サイト】https://mynavi-creator.jp/
利用満足度:★★★★★
大手転職サービスマイナビグループが運営する、Web・ゲーム・IT業界専門の転職エージェントであるマイナビクリエイター。こちらも専任のコンサルタントが付くのはもちろん、ポートフォリオなどの独特の転職フローがあるクリエイティブ転職の後押しとなるサポート機能などが多数用意されています。広告系の求人も多数ありますが、マスメディアンよりはややwebよりの印象です。クリエイティブ系の求人が多いです。
『セプテーニ』の残業時間と労働環境は?口コミと評判からブラック度を検証
気になる『セプテーニ』の残業時間・労働環境はどうなのでしょうか。web広告業界/インターネット広告代理店の企業なのでやはりハードなのでしょうか。
口コミ・評判サイトを見てみると、月間の平均残業時間は43時間とありました。同業の『オプト』と比べると少しスマートな印象ですね。
実際の口コミ・評判を見てみても、
以前は残業時間も多かったが、今ではだいぶ改善されてきている。
フレックスも取りやすく、仕事をしっかりとしていれば突然の有給もネガティブではない。長期休暇も取りやすい。
副業もOKなので、スキルのある人間はかなりパラレルワークができているかと思う。
といった口コミ・評判のコメントが並んでいました。
確かに、数年前に仕事をさせてもらった時は激務な印象がありましたが、最近はだいぶバランスが取れてきているようですね。
またインターネット広告代理店全般に言えることですが、休日のイベント対応などがないため、総合広告代理店よりは休日出勤の可能性はだいぶ少ないと言えるかもしれません。
そして担当できるクライアントは大手だけあって、やはり最先端の技術を使ってソリューションを提案できる環境にあるかと思います(もちろん作る方も)。
実際に担当するクライアントや、業種による役割の話は、web広告業界/インターネット広告代理店を専門にしている【マスメディアン】などの“転職エージェント”に実際に行ってみて、最新の情報を聞いてみるとより鮮明になるでしょう。
『セプテーニ』の年収・給料は。営業、マネージャー、運用コンサルタント等の職種での違いも検証
では『セプテーニ』の気になる年収・給料はどのくらいなのでしょうか。web広告業界/インターネット広告代理店と聞くと高年収なイメージがありますがどうでしょうか。
口コミ・評判などの平均年収・給料を算出すると、大体300-800万円くらいが相場のようです。
また過去に公開されていた求人や、web広告業界/インターネット広告代理店での口コミ・評判の一部を見てみると以下のような数値となっています。
- アカウントプランナー 400万-600万
- 運用コンサルタント 400万-600万
- クリエイティブディレクター 400万-600万
- データアナリスト(自社) 500万-800万
といったところがレンジのようでした。
職種による差はあまりなさそうですね。
広告代理店に身を置く筆者としては、クリエイティブディレクターとアカウントプランナーが同じ給与体系というのが少し驚きではありますが・・。
そしてやはり自社サービスのアナリストは他よりやや高めの給与体系のようです。
サイバーエージェントやDACが自社サービスを持っていて強みを発揮しているように、今インターネット広告業界では自社サービスをいかにグロースさせるかが重要な局面なのかもしれませんね。
この辺りの、職種別の会社内での立場、今後どこに注力していくのかなどの詳しい情報はこちらも、web広告業界/インターネット広告代理店を専門にしている【マスメディアン】などの“転職エージェント”で一度詳しい話を聞いてみると、よりキャリアが鮮明になるかもしれません。
『セプテーニ』についての記事のまとめ
ここまでセプテーニへの転職のポイントをお話ししてきましたがいかがでしたでしょうか。
以前のような長時間労働や体育会系文化もなくなりつつある中で、誰もが知っているテレビCMやマスキャンペーンに携われる環境は、以前にも増して魅力的と言えるのではないでしょうか。
当記事がみなさまのキャリアの一助となれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。