博報堂マーケティングスクールに通ってみて感じたメリット・デメリットから評判・口コミまで。

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閲覧ありがとうございます。

この記事をご覧になっていると言うことは、マーケティングに興味がある方、もしくは広告業界に関係している方が多いのではないかと思います。

数あるマーケティング講座の中でも、あの有名な博報堂主催ということで、期待されている方も多いのではないかと思う反面、やはり決して安くはない受講料もネックにはなってくるでしょう。

そこで今回は実際に博報堂マーケティングスクールに通った経験のある筆者が、当講座のメリットやデメリット、さらには講義の流れなどを解説し、是非皆さまのキャリアの一助となれる記事とできたらと考えております。

博報堂マーケティングスクールとは

まず初めに今回の主題である博報堂マーケティングスクールについて簡単にご説明したいと思います。

博報堂マーケティングスクールとは『生活者発想で、変革するマーケターへ。』というコンセプトのもと、博報堂が提唱する生活者発想(=まあつまりめっっっちゃ安くいうとユーザーの目線に立って、ユーザー起点で施策を考えますという)を軸に事業のトップラインの向上やマーケティング計画構築スキルを高めていきましょうという講座です。

講座は、基礎から実践応用、発展まであり、マーケティング戦略基礎コースやデジタルマーケティング基礎コースから、ファシリテーション強化コースやエグゼクティブ向け発信力強化トレーニングなどさまざまです。

今回は、マーケティング戦略基礎コースという全3回のコース(位置付けとしては基礎と実践応用)のものについてお伝えしていければと思います。

博報堂マーケティングスクールの講義の流れ

流れとしては、私の時は博報堂本社の近くのビルにて講義が行われました。

事前に座席は決められており、5−6人かな?のグループに分かれていて、その座席で講師の話を聞くのが基本スタイルです。

講師は全員博報堂のマーケター、もしくはOBのことが多いようです。参加者は事業会社の方が多く(もしかしたら広告代理店とか同業は参加NGだったのかもしれません)。

基本的なマーケティングの3Cやら4Pやらの話から、実際に昔の有名なマーケティング事例の話など、割とオーソドックスな内容の講義をしっかりと教えてくれます。

その中でもやはり重要なのはコンセプトの立案で、どのような方向性で何を誰にどのように伝えていくのかと言ったところを実践を含めてグループでトレーニングしていくような形です。

事例としては昔の旭山動物園?とかその辺りのケーススタディをなぞってワークがありました。

最終回には各グループで一つのお題に対してプレゼンし、優勝者には何か商品がもらえるようなイベントもあり、割と勉強ではありながらも楽しく参加できるような形になっておりました。

あと、最終回の後には簡単な軽食のようなものもあり、そこで色々な方と名刺交換もできる機会がありました。

博報堂マーケティングスクールのメリット

博報堂マーケティングスクールのメリットとしては、やはり大手広告代理店で、実際に経営層に対してマーケティングのブレーンとして働いていた最前線の講師から授業を受けられる点にあるのではないでしょうか。

また定期的に開かれている講座で、ある程度内容も洗練されていますので、そうした意味では基礎を学ぶ場としては十分な環境と言えると思います。

また参加している生徒同士でグループワークなども行いますので、そうした横のつながりというのもできることは大きいかなと思います。ただ宣伝会議のコピーライター系の講座のように、個人の参加というよりかは、企業から平日に派遣されている節が強いため、あまり終わった後飲みに行こうぜー!みたいなのは少なかった印象です(人によると思いますが)。

イメージとしてはビジネススクールが多少近いかもしれないですね。

博報堂マーケティングスクールのデメリット

デメリットというか自分が期待していた部分は、博報堂が実際に行っていた企業の事例を交えてガンガン裏話を〜みたいなものをうっすら楽しみにしていたのですが、経営レベルの仕事であり、コンフィデンシャル案件のためその辺りの話はなかったです。

割と客はドリルが欲しいのではなく穴が欲しいのだくらいな超絶オーソドックスな話から入ります。

なので、博報堂がやってるホンダのマーケティングが〜みたいな話はないです。仕方ないことですがその辺の話も出し方工夫してあると嬉しいですよね。

あとまあ基本的に平日開催?なので基本企業からの派遣になるのですかね。私は20代半ばで個人で参加していたので他の参加者にめちゃくちゃ褒められました笑←

デメリットとは言い切れませんが、個人参加が多い講座ほど、死に物狂いの参加者が増えるので(だってひとりで10万払うって結構ですよ)、そうした刺激は少ないかもしれないです。

自分は投資だと思って参加してのちに転職した際の年収上げ幅で全然ペイできたと思いますけれども。

博報堂マーケティングスクールって転職に役に立つのか。

さてここまで読んでいただいた企業の方はありがとうございました。

ここからは個人での参加をご検討されている方向けの章となります。w

やはり自己研鑽の目的って、明確ではないにせよ独立であったり、転職によるステップアップであったり様々だと思うんですね。

なので、実際に当講座に参加し(まあこれが理由で転職成功したわけではないですが)、ステップアップとして大手広告代理店に転職した筆者から見て博報堂マーケティングスクールが転職に役に立つかどうかをお伝えしたいと思います。

まあ結論から言うと、面接、書類での魅せ方に寄るかなと思います。

ただ通いました!だけなら誰でもお金払えばいけるわけで、実際にその講座に通ってみて、得られた知識なりを生かしてこんな業務に生かしました!までいけると面接で食いつかれます。

私は普段企画やクリエイティブを主な仕事にしていますが、この博報堂マーケティングスクールの経験を生かし、クリエイティブの前段階の与件の整理を軽くマーケティング視点でクライアントに軽く資料で持って行ったところ、本来プレゼンになるところをそのまま指名で業務を受けられたりしたのでそうしたエピソードまで持っていくことが大切なのではと思います。

企業が何を評価するかも変わってきますので、そうした部分に関しては、実際に興味のある企業・業界の人事部や経営層から必要な人材について命題を追っているキャリアコンサルなどに相談することが確実かなとも思います。

あと、微妙に話はそれますが、転職の求人ってたいてい1枠とかで、割とすぐ埋まっちゃうんですよね。かつ、公式サイトには載せないで(採用って企業秘密だから&応募きすぎてめんどいから)、登録制の非公開求人を取り扱ってるエージェントにしか求人出さないとか結構ザラなんですよね。今自分がいる会社も、自分がエージェント経由で入ってからもうその職種では募集してないですし。

前見たときは、博報堂のクリエイティブの求人がぽっと出てきて(電博のクリエイティブは基本コネという噂が出ていますが)、やはりすぐ消えてしまっていました。

ということで、やる気が出た選ばれし(?)あなたに、一応マーケティング系や事業コンサル系に強い転職エージェントを2社、特徴まとめておくので、ちょっとでも転職の可能性があるなら、一応現状把握と方向性の確認だけでも登録してみるのがおすすめかなと思います。

転職のプロ

マーケティング職の転職といえばこれではないでしょうか。リクルートエージェントやDODAなどが有名ですが、基本的にそれらは総合型(全業種職種ありますよね)。一方でこちらの転職のプロはマーケティング転職に特化しているため、よりマーケティング専門で、どのようなキャリアを歩めば良いかと言った相談ができます。またここにしかでないマーケティング求人も多数あります。

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アクシスコンサルティング

こちらは事業寄り、経営コンサルタント系に強い転職エージェントになります。マーケティング知識を生かしてより事業の上流に携わりたいような方に向いているエージェントとなります。当然コンサルタントとしてのキャリアアップはもちろん、未経験向けのサポートも手厚いので、是非一度登録してみることをお勧めいたします。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。

結論から言えば、博報堂マーケティングスクールと転職エージェントをしっかりと使い分ければ確実にキャリアのステップアップにつながります。

当記事を見た方といつか一緒にお仕事できることを、マーケティング業界に身を置く身ととして切に願っております。

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