『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』とは
『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』とは日辰広告株式会社という会社が運営する転職エージェントサービスです。トップに表示されているような広告をご覧になった方もいるのではないでしょうか。
就活向けのメディアなども運営されておりベンチャー企業ながら幅広い領域でチャレンジされているようです。
強みとしては広告会社が運営する転職エージェントということを謳っており、業界のコネクションが強く、年収アップの実績なども自社のサイトで多く謳われています。
そんな少し気になる『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』ですが、ネット上にはあまり評判が乗っておりません。
そこで20社以上のエージェントと面談をし、それぞれの特徴を均一的に把握している筆者が『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』を実際に利用してみて感じた、メリットとデメリットを余すことなくお伝えし、利用が向いている人、正しい使い方を徹底検証いたします。
↓以下に実際に私が中小→大手への転職で感じた転職エージェント各社のメリットについてもまとめましたので併せてご覧ください。
『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』を実際に使ってみた流れ
登録はinstaramの広告上から行いました。
「web広告代理店は人手不足〜」というテキストから、「私たちこんなに年収上がりました!」みたいな流れのウェブサイトを読み進めて行くと最後に登録フォームが。5分程度で入力完了。
後日、担当者からメールが来ました。
日程をメールでやりとりし、事前に職務経歴書と履歴書を送ってほしいということなので送付。
そして当日。渋谷の青学の近くにあるマンションの一室で面談は始まりました。
転職理由はなんなのか、どんな方向を目指して行きたいのかを簡単にヒアリングされ、求人紹介。
総合広告代理店もweb広告代理店も、複数社紹介されました。
知り合いのつてでエージェントをされているとのことなので、求人の網羅性というよりは知り合いからポツポツ求人を受けているような印象を受けました。
ただ全て知り合いなのでリレーション的にはしっかりとれているような印象も。
一旦持ち帰りますということでその日は1時間程度で終了。
その日にはお礼のメールをいただきました。
『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』のメリットとデメリット
【メリット】
- 完全に社長や社員の伝手で求人を取り扱っていそうだったのでリレーションは取れていそう
- 業界10位以内の代理店や、web広告系の求人もある
- 応募急かすような気配は一切なし
【デメリット】
- 若干個人商店感が否めない
- 広告会社が運営〜という強みのメリットは未知数。広告のことは広告会社。人のことは人材会社に頼むような気も。。
『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』利用するべき人と正しい使い方
面談を終えて見ての感想として、転職エージェントが本業ではないようなので、ここ1本というのは少し心もとない気もしました。
ただし企業とリレーションは築けていそうだったので、どんな人材が欲しいかまでしっかり共有されている雰囲気ではありました。
なので、セカンドオピニオン的に話を聞きに行くのはありかもしれないですね。
ただ、もし初めての転職で、広告業界を目指す場合は、大手の広告業界専門の転職エージェントである【マスメディアン】などで豊富な求人を取り扱っている専門のコンサルタントから、世の中の広告代理店がどのような人材を求めているのかを俯瞰的に把握した方が良いかもしれません。
その後、『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』でよりパーソナルなサポートを受けてみるのが転職活動の理想な流れかもしれませんね。
『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』の総評
他社でほぼ希望通りの求人が来る職務経歴書を提出しましたが、あまり希望とは合わなかったため、コンサルティング力は若干低め(もちろん希望と保有求人の相性なので個人主観です)。
ただし、合っていない雰囲気はお互い感じており、そこから業界の話をしてくれたりしてくれたので1点追加しております。
サポートはメールも早く、面談の感じを受けると良さそうだったので3。
求人数はおそらく他社と比べればかなり少なそうなので1、ただし質としてはそこそこ大手の求人も、ベンチャーの求人もそれぞれ1企業以上はありそうだったので3。
システムは予約は楽だが登録後のシステムなどはなさそうだったので2。
※コンサルティング力=紹介求人/納得求人、強みを引き出してくれたか、(上記がなくても求職者と保有求人があってないとのコミュニケーションが取れれば加点)。サポート力・意志=電話・メールフォロー、書類添削、面接対策、追求人紹介。求人数=求人数。求人質=求人数に対する上場企業割合、非公開求人割合、特定業界・職種の割合、リレーション。ユーザビリティ=マイページがあるか、予約システム、書類登録システムの使いやすさ。メールのみやすさ。交渉力=年収アップ、内定時期調整(交渉力のみ他社口コミになります)
以上が総評となります。
中々情報に触れられない『ADviceAgent(アドバイスエージェント)』でしたが、この記事を通じてみなさまのイメージが少しでも鮮明になれば幸いでございます。
点数を項目による加点式にしている関係で若干低くなってしまいましたが、web広告代理店系に行きたくて、大手の転職エージェントが合わなかった方などは相談の価値ありだと思います!
当メディアがみなさまのキャリアが少しでも理想に近づけ手助けとなることを心より願っております。
お読みいただきありがとうございました。