「広告が好き。でも、未経験からコピーライターって本当に目指せるの?」
「自分にセンスがあるかも分からないし、何から始めていいかもわからない」
そんな悩みを抱える人のために、この記事では**未経験からコピーライターになるための“5つのステップ”**を、実体験ベースで解説します。
大丈夫。最初から完璧なポートフォリオや広告賞なんて必要ありません。
必要なのは、“戦い方の順番”を知ることです。
ステップ1:まず「コピーライターとは何か?」を理解する
「書く仕事」ではなく「課題を解決する仕事」
コピーライター=文章を書く人、と思っている人は多いですが、
実際の仕事はもっと戦略的です。
広告や販促物、LP、CM、SNSなどあらゆる媒体で、
「誰に、何を、どう伝えるか」を考え抜く職業です。
つまり、表現の前に、思考がある仕事。
未経験者にまず求められるのは、“言葉のセンス”ではなく、言葉に至る考え方なんです。
知識インプットにおすすめな本・講座
- 『広告コピーってこう書くんだ!読本』(谷山雅計)
- 『ここらで広告コピーの本当の話をします』(小霜和也)
- 宣伝会議コピーライター養成講座
- The Creative Academy(GO)
まとめ:
- コピーライターは「課題解決としての表現職」
- 文章力よりも、まず“思考力”と“構造力”が重要
- 書く前に、「考える力」を鍛えるのが第一歩
ステップ2:ポートフォリオを自作してみる
未経験でも“つくれる”のがポートフォリオのいいところ
ポートフォリオとは、自分のコピーや企画のサンプル集です。
未経験でも、「自主課題」や「自分で考えた企画」などをまとめて作成できます。
特に、以下のような項目を意識して構成すると、実務に近い形になります:
- 商品を設定し、訴求ポイントを考える
- 1案ではなく、複数パターンを出す
- コピーだけでなく、コンセプトやターゲット設計も添える
実際にポートフォリオに入れられるネタ
- 架空商品のキャッチコピー&構成案
- 既存CMのコピーリライト+企画書風まとめ
- 自分の「好きなもの」を広告するとしたら?という提案書
- 受講講座で出した課題(TCA・宣伝会議など)
まとめ:
- 未経験でも“自作ポートフォリオ”は可能
- 商品設定→コピー案→構成補足まで入れると◎
- 最初は3〜5本、まず“書いてみる”ことが大事
ステップ3:志望動機と自己PRを組み立てる
経験がないなら、「考え方」「動いたこと」を言語化する
未経験でコピーライターを目指す場合、
志望動機と自己PRの説得力が非常に重要です。
よくあるNGは、「言葉が好きだから」「広告がかっこいいと思ったから」だけで終わること。
それよりも大切なのは、「なぜなりたいのか」「そのために何をしたのか」を自分の言葉で語ること。
志望動機の構成テンプレ(おすすめ)
- 「目指すきっかけ」
- 「自分なりに考えたこと」
- 「実際に動いたこと(書いた/講座に通ったなど)」
- 「そこから得たもの」
- 「これからどう成長していきたいか」
まとめ:
- 志望動機は“行動”で語る
- 自分が書いたもの・学んだことをちゃんと言葉にする
- 「好き」より「動いた」が評価される
ステップ4:エージェントに相談する(非公開求人が多い)
コピーライター求人は“表に出にくい”のが現実
代理店や制作会社の求人は、非公開で動くことが多く、職種名も「コミュニケーションプランナー」「企画職」など曖昧です。
未経験OKの求人は特に、エージェント経由での推薦ルートに集まっている傾向があります。
だからこそ、1人で探すよりも、業界に詳しい人に相談するのが圧倒的に効率的なんです。
未経験に強いエージェント例
- マスメディアン:広告業界特化。業界理解度◎
- マイナビクリエイター:未経験OK求人多め。丁寧なサポート
- ギークリー:スピード重視。Web・構成寄り職に強い
まとめ:
- コピー職は非公開求人が多い
- エージェント経由で出るチャンスが広がる
- 書類や面接対策も“職種特化”のエージェントが◎
ステップ5:選考に落ちても、続ける
未経験は「落ちて当たり前」であることを知っておく
残念ながら、未経験でのコピーライター転職は落ちる確率の方が圧倒的に高いです。
でも、それは“自分に才能がないから”ではなく、
**「たまたまタイミングが合わなかった」「求めるポジションとズレていた」**ということが大半。
だから、1回や2回で諦めないでほしい。
ポートフォリオを磨き、志望動機を調整し、挑戦し続けた人が受かっているのを何度も見てきました。
フィードバック→修正→再挑戦。このサイクルが大事
- 書類が通らなかったらポートフォリオの構成を見直す
- 面接で詰まったら、志望動機の深掘りをする
- 担当者の反応を見て、自分の強みの伝え方を変える
そうして試行錯誤している人が、ある日ふと内定を取っていたりします。
まとめ:
- 未経験転職は、数を打って育つ
- 「書類→面接→反省→修正」のサイクルが一番の教材
- 才能より、続けられる人が受かる
コピーライター転職に強いエージェント3選【未経験OKあり】
未経験からコピーライターを目指すなら、**「自分の言葉で考えて、自分の言葉で動いた経験」**が一番の武器になります。
その上で、求人や選考のチャンスを最大化するには、プロに相談しておくのがおすすめです。
→ コピーライター転職に強いおすすめエージェント3選【未経験OKあり】