昨今何かと話題に上るUIターン。若かりし頃にあこがれた東京も数年過ごすと徐々に故郷が恋しくなったりしますよね。
また幼いころから東京で過ごした方も、結婚して子どもが生まれたりすると、これまでの志向と打って変わって自然豊かな地方への憧れというのも強まってくるものです。
今回はそんなUIターン&地方移住検討者の方にとって耳寄りな働きやすさについて、企業口コミサイトキャリコネが発表した「正社員が働きやすい都道府県ランキング」のトップ3を元に各県の魅力や注意点をご紹介していきます。
働きやすい県の第3位は宮崎県
今回ベスト3の座を射止めたのは、南国宮崎県。「どげんかせんといかん」で一世を風靡した南国はどうやら「どげんかできた」ようです。
編集部員の中でも宮崎県の行政と仕事をしたことがある人間がいますが、行政として市民がスキルを身に着けるためのセミナー等を積極的に開催していたり、就労環境の構築に積極的な印象があります。
また、南国特有のきびきびしていないメリットと、ある程度独立した経済圏というのが、ワークライフバランスの向上にも一躍買っているのかもしれません。
第2位は、南の楽園「沖縄県」
第2位に輝いたのは、南国の楽園「沖縄県」。東京から出張で行くと、沖縄県人特有の沖縄タイムなどに戸惑うこともしばしばですが、その緩やかさが働く環境においては高い満足度をもたらしているのかもしれません。
観光地としてのブランディングもできているため、飲食店などが多く見られますが、そういった雇用の安定も、健全な労働環境に繋がっているようです。
近年ではさらにリゾート開発なども進んでおり、国策としてもインバウンド関連はさらに強化されていくことになるので、今後も安定した需要が見込めそうです。
また、広告・web業界でも、人件費の安い北海道や沖縄などの地方にデザイン業務等をサテライトオフィスのような形で委託することも増えていますので、地方でまったり暮らしながら、スキルを磨くという選択肢も良いかもしれませんね。
栄えある第1位は、アノ県・・・
栄えある第1位は日本が誇る自動車メーカーのお膝元、愛知県。母体のトヨタ自動車だけでなく、デンソーや豊田通商といったグループ企業でさえも各業界の上位売上高を占める超巨大グループが多く立地しています。
圧倒的な業績による安定した経営は、従業員の満足度にも還元されており、それが県としての正社員の満足度にも繋がっているのかもしれません。
特に注目すべきは福利厚生。社宅や寮などを完備している企業が多く、給与の中で自分のために使えるお金も多いとのこと。
今後、自動運転やEVなどで大きな転換期を迎える自動車業界ですが、そうした波にチャレンジしつつも、安定した福利厚生が得られるのは非常に魅力的ですね。
終わりに
いかがでしたでしょうか。「正社員が働きやすい都道府県ランキング」を元にトップ3の県を検証してみましたが、参考になりましたでしょうか。
憧れのUIターンや地方移住ですが、よく知らずに動いてしまって後悔していても、中々引き返すことは難しいですよね。
事前にしっかりと情報収集をして納得する形でUIターンや地方移住をして、理想のキャリアを歩めると良いですよね。
本日はここまで!
お読みいただきありがとうございました。