『博報堂ケトル』とは大手広告代理店の博報堂グループの会社として、「アイディアを沸かせて、世の中を沸騰させたい。」というコンセプトの元でつくられたクリエイティブエージェンシーです。
博報堂の嶋浩一郎氏と木村健太郎氏を共同代表として2006年に設立され、一般的な広告のクライアントワークの他にも、オウンドメディアの運営や本屋の経営、さらにはコミュニティスペースの運営など幅広くアイデアを軸に事業を展開されています。
一般的な知名度は博報堂には及ばないものの、広告業界の中での知名度は抜群で、実際に革新的なソリューションを世の中に生み出し続けている広告業界の中でも一際輝いているクリエイティブエージェンシーと言えるでしょう。
そんな『博報堂ケトル』に中途・転職・第二新卒で採用されるにはどのようにしたら良いのか、実際に広告代理店に勤務している筆者の視点から検証。
『博報堂ケトル』への転職の道筋をご紹介いたします。
『博報堂ケトル』への転職・中途・キャリア採用、第二新卒での募集職種
結論から言うと『博報堂ケトル』は採用を基本的には募集していません。メンバーは基本的に博報堂本体からの出向や、博報堂グループからの出向がメインとなります。
問合せフォームもありますが、そこにもわざわざ採用は行っておりませんと記載されていることからも、たた直接の応募があるのではないかと予想できます。
また、一部の制作会社などからの出向の人材も定期的にいるようなので、そうした制作会社から出向として潜り込むという方法も考えられます。
なので、基本的には博報堂グループからの出向で入るか、もしくは関連する制作会社、つまり『博報堂ケトル』が事業領域としている統合コミュニケーション分野の中でも、特にコアとなるPRなどの部分を生業としている会社に入って、そこから出向というのが入社する唯一の方法と言えるかもしれません。
『博報堂ケトル』に中途・キャリア採用、第二新卒で転職するための方法・ポイント
上記の通り、一般的な募集は行っていませんので、博報堂グループや、関連する制作会社への入社が必要となります。
また、基本的にはPR視点を持ったプランナーで構成されている組織だと思うので、そうしたスキルをしっかりと身につけて、出向メンバーとして選ばれるようなキャリアの積み方が必要となるのではないでしょうか。
幸い『博報堂ケトル』のプランナーによるセミナーなども多々開かれていますので、そうしたところで知見を蓄え、他の会社でしっかりとPR視点を持ったプランナーとしてキャリアを形成していくことが、『博報堂ケトル』への転職の道筋と言えるのではないでしょうか。