メディアレップ大手の『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』。
電通グループのCCIとともに、日本のメディアレップの2強と呼ばれている会社ですね。
そもそもメディアレップとはなんなのでしょうか。
簡単に説明すると、例えば、このサイトにも文末などにバナー広告が出ていますよね?
そしてこのサイトは転職やキャリアアップを望む人向けのサイトなので、できれば、関連するリクルートエージェントや、パソナキャリアに高く売りたいわけです。
しかし、運営者がいちいちリクルートエージェントや、パソナキャリアに営業に行くのは非効率。
そこで『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』や『CCI』さんがこのサイトを含む色々な枠を買って集約してくれて、そこで広告代理店(電通とかサイバーエージェント)に枠を紹介してくれます。それで、リクルートエージェントやパソナキャリアが買ってくれれば取引成功となるわけです。
そしてメディアレップは販売手数料で利益を上げる、といった仕組みです。
※わかりやすく説明しましたが、ほとんどの小規模サイトはGoogleなどに直接出しているため、直接『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』などとやり取りすることはありません。
そんなメディアレップですが、最新の広告テクノロジーにもっとも触れられるといっても過言ではない環境として、20代の成長環境は非常に高いと言われています。
そこで今回、週刊キャリアジャンプ編集部で、実際に広告業界/メディアレップ業界ともつながりのある筆者が、『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の気になる年収・給料や、就職・転職のポイントまでを検証しながら見ていきたいと思います。
・求人を詳しくみる(クリークアンドリバー 公式)『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の残業時間と労働環境は?口コミと評判からブラック度を検証
気になる『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の残業時間・労働環境はどうなのでしょうか。広告業界/メディアレップ業界の企業なのでやはりハードなのでしょうか。
口コミ・評判サイトを見てみると、月間の平均残業時間は54時間とありました。実際労働量としてはそれなりにありそうな印象ですね。
実際の口コミ・評判を見てみても、
営業部門に配属だと22時過ぎまでの残業は割と当たり前だった。
基本夜中まで働きます。ただ、土日に働くことはあまりないかと思います。
働き方改革は進んでいるが、まだ長時間労働は否めない。長期休暇は比較的取りやすい。
といった口コミ・評判のコメントが並んでいました。
実際、『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』とも仕事でやりとりがありますが、正直忙しそうです。
広告代理店が新規の提案をする際に、マーケの戦略を決めて、クリエイティブプランを考えて〜とやってある程度固まってきたところから、「あ、web広告のメディア頼まなきゃ」となり、インターネット広告代理店にお願いします。
そこでインターネット広告代理店がメディアレップにお願いして、提案と予想数値出してもらって・・となるので、急な依頼などもそれなりに多いでしょう。
ただ最近ではマーケティングの根幹から携わったり、海外に向けたソリューションの輸出入なども行なっているようで、その辺りの業務の話は、広告業界/メディアレップ業界を専門にしている【マスメディアン】などの“転職エージェント”に実際に行ってみて、最新の情報を聞いてみるとより鮮明になるでしょう。
『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の年収・給料は。アカウントプランナー、運用コンサルタント、開発エンジニア等の職種での違いも検証
では『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の気になる年収・給料はどのくらいなのでしょうか。広告業界/メディアレップ業界と聞くと高年収なイメージがありますがどうでしょうか。
口コミ・評判などの平均年収・給料を算出すると、大体300-700万円くらいが相場のようです。
また過去に公開されていた求人や、広告業界/メディアレップ業界での口コミ・評判の一部を見てみると以下のような数値となっています。
- アカウントプランナー 350万-500万
- アカウントディレクター 400万-600万
- 広告運用 520万-650万
- システム開発 600万-1000万
といったレンジのようです。
アカウントとつくのは大体世間でいう営業と思って大丈夫です。
そういった意味では、現場でがっつり動く営業は500万程度、ディレクターに上がれば600万程度といったところでしょうか。
そしてやはりメディアレップの花形はシステム開発なのでしょうかね。アドテクノロジーをガンガン開発して自社製品を作って行くような立場が一番収入が見込めそうでした。
やはり業界でどの職業が花形かというのは転職活動でなんとなくは見極めておいた方が良いとは思います。
広告代理店であればクリエイティブ、インターネット広告代理店であれば運用コンサルのように。
やりたいことが明確であれば良いですが、まだ幅広い場合は、なぜ花形なのか、なぜ求められているのかを考えて、身の振りをすることが良いキャリア形成につながるかもしれません。
その辺りの企業の花形のような職種がなになのかなどの詳しい情報はこちらも、広告業界/メディアレップ業界を専門にしている【マスメディアン】などの“転職エージェント”で一度詳しい話を聞いてみると、よりキャリアが鮮明になるかもしれません。
そして『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の求人ですが、『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』に限らず広告業界/メディアレップ業界の優良求人というのはあまり【リクナビNEXT】や【マイナビ転職】といったサイトには掲載されません。
それは求人サイトは誰でも登録できてしまう=誰でも求人を閲覧できてしまうからです。
求人というのは経営に直結しているため、基本的には外に見せたくないというのが企業の心理。
なので基本的に広告業界/メディアレップ業界の優良求人というのは広告業界/メディアレップ業界を専門にしている“転職エージェント”である、【マスメディアン】や、“転職エージェント”業界最大手の【リクルートエージェント】、事前審査制の転職サービス【ビズリーチ】などの、非公開求人を取り扱っているサービスでしか閲覧することができません。
では実際に【マスメディアン】や、【リクルートエージェント】、【ビズリーチ】に登録するにはどうしたら良いのでしょうか。次項でそのフローについてご説明いたします。
『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』に就職・転職するには。オススメの転職エージェントをご紹介
ここまで『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の残業、労働環境、激務度、ブラック度についてと、給与、年収について口コミ・評判から検証してきましたが、実際に転職するとしたらどのような手順を踏むのがベストなのでしょうか。
方法としては大きく3つあるかと思います。
①知人の紹介
何と言っても人が資産の業界なので、意外に知人の紹介で人材が動いていることは多いです。
また広告賞などを取り、名を上げることでヘッドハンティング・・なんてこともままあるようです。
②転職サイト経由で登録する
こちらは【リクナビネクスト】や【マイナビ転職】などの“転職サイト”から応募する方法です。誰でも数分で登録することができ、数万の求人を閲覧することができるので大変便利ですよね。
ただ一方で、誰でも閲覧できる分、求人の質という面では③の“転職エージェント”に劣ります。
なぜなら、誰でも登録できるというメリットの反面、企業にとっては大切な経営戦略の一部である求人をほかの企業に見られてしまうというデメリットがあるからです。
③“転職エージェント”に登録する
そして最後が、“転職エージェント”に登録するという方法。“転職エージェント”は専用のフォームから応募すると、まず審査があり、その後対面で面談、紹介というステップがあります。
その間、職務経歴書の添削や、面接のサポート、実際の仕事・業界の話なども丁寧に教えてもらえるので、求職者にとっても、企業にとってもギャップなく転職活動を行うことが可能です。
★オススメの転職エージェントはこちら
広告業界への転職実績No1の宣伝会議グループが運営する“転職エージェント”。他にはない求人と、業界に精通したコンサルタントを擁している、広告業界/メディアレップ業界への転職には欠かせない“転職エージェント”と言えるでしょう。
宣伝会議グループ「広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン」
こちらはコンサルティング業界などの紹介がメインですが、広告業界/メディアレップ業界の求人もマーケティング系・営業系の紹介も行ってくれることもある“転職エージェント”です。
現役コンサルタントの転職支援数、No1!【アクシスコンサルティング】
『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』についての記事の終わりに
広告業界/メディアレップ業界の企業のひとつである『DAC/デジタルアドバタイジングコンソーシアム』の残業、労働環境、ブラック度と年収・給料、就活・転職の際のポイントについて検証して来ましたがいかがでしたでしょうか。
広告業界/メディアレップ業界は電通事件以降、大きな変革期にあります。着実に労働環境が改善されている会社がある一方、まったく改善されていない会社があるのも事実。
人生のターニングポイントでもある就職活動・転職活動、ぜひ【マスメディアン】などの専門の転職エージェントでも話を聞いて、判断基準を増やしていきたいですよね。
当記事は以上となります。お読みいただきありがとうございました。
※リンク先の転職エージェントや転職サービスで当記事でご紹介した企業の求人がない場合もございます。掲載実績に可能な限り合わせていますが、あくまで参考としてご確認ください。