コピーライター養成講座の評判・口コミを徹底検証|通ってみて感じたメリット・デメリットをお伝えします。

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世の中に発信する仕事がしたい。

何かを作る仕事がしたい。

芸能人に会いたい。

広告が好きだ。

上記のように理由は人それぞれだと思いますが、常に就職人気ランキングでも上位に位置する広告業界。

その中でも、やはり花形と言えるのがクリエイティブ部門。

しかしただでさえ入るのが大変な広告業界において、クリエイティブ部門に入るのはかなり高い壁。

それでもなんとかしたい!

と思いながらwebで検索をしている時に、多くの人が目にするのが、“コピーライター養成講座”なのではないでしょうか。

“コピーライター養成講座”とは、株式会社宣伝会議が運営する、コピーライターの育成機関のようなもので、実際に広告業界で現役で活躍する講師の授業を受けられるというもの。

卒業生の中からは現役で活躍するコピーライターも数多く存在します。

(↑というより最近の若手で広告業界にいたら一度は通ってるひとも多いのでは。後述します。)

“コピーライター養成講座”、基礎コースと専門コースの違い

株式会社宣伝会議が運営するコピーライター養成講座は大きく分けると、基礎コースと専門コースに分かれます。

俗にいう金の鉛筆(生徒数十名の中から講義中上位と認められたコピーを提出した人に与えられる勲章のようなもの)などをもらえ、theコピーライター養成講座!と言えるようなものは基礎コースになります。

基礎コースは半年毎週授業がある中で、講師はほぼ別の人が代わる代わる勤める形になります。

一方で、専門コースは、特定の著名な講師1名ー4名程度で構成されることが多く、同じ講師がなんども授業をしてくれます。

つまり

「お前、先週も言ったのにまだそのクセ治ってないなあ」

なんて名指しでの指導も十分あり得ます。

(というかあります笑)

専門コースは(講師名)クラスというタイトルになっているので、基本は自分が学びたいと思う講師を選んで受講する形になります。

そのため、自分の好きな広告を作った過程であったり、その考え方そのものを学べるいい機会になることが多いと思います。

“コピーライター養成講座”の授業の形式と流れ

基本は毎週宿題が出ます。

例えば、早起きできない人に、早起きさせるコピーであったり、逆にがっつりカルピスウォーターを担当している講師から、カルピスウォーターの課題が出されたり、幅広いです。

そして生徒30名くらいがそれぞれ課題を出したものに対するレビューが授業の核となります。

レビューかよ・・

と思う人がたまにいるようですが、実際広告業界に入ると、コピーライターはクリエイティブディレクターという人の下について、コピーを何本も出して、その中から広告に組み込んでもらって、世の中に出していく流れになります。

なので、実際にはこの形式は割と実践に近く、さらには本当にコピーライターになって見ると、書く能力以上に、選ぶ能力(自分が書いたコピーの中で何が一番いいのか、何がいいのか)がかなり必要なことに気づきます。

更に言えば、一緒に受講する生徒。

クラスによっては電通や博報堂から来ている若手も多く、そうした業界のホープとも言える人たちがどのような考えで、コピーを考えているのかというところも上間見ることができます。

(ただ、学生が現役コピーライターより評価高いなんてこともざらにあります。)

そういう意味でも良いライバル心を持って学べる環境が用意されているのが、“コピーライター養成講座”の特徴かなと思います。

最初に後述と書きましたが、50万以上するような専門学校ではないので(10万も20代前半には高いですが)、割と会社から閑散期に行かされていたり、あのコピーライタークラスやるんだ!じゃ、いこ。的に軽く業界の人は参加している感じです。

なので重々しく卒業生というよりはもっとライトな立ち位置なのが、“コピーライター養成講座”と言えるかなと思います。

“コピーライター養成講座”の感想とオススメクラス

結論から言いますと、未経験からコピーライター養成講座などを駆使して(ほかでも努力はたくさんしました)、総合広告代理店のコピーライターになった身としては、基礎コースは行かなくていいかなという感じです。

実際、行った友人なども、基礎すぎて本読めば分かる内容だったという人も多く、入口的な毛色が強いです。

更に言えば、“本を読めば”と書いてあるのにとりあえず通うという考えで、最初は基礎でとまったりやろうとしていては中々厳しいかなというのも正直な感想です。

世の中の広告を見て、写して見て、ロジックを想像して、頭を鍛えていくものなので、基本的には基礎は誰か有名なコピーライターの書籍に書いてある鍛え方でもいいので、並行してやりながら、専門コースでみっちり癖から鍛えてもらうのが一番近道のような気がします。

そして何より、専門コースだと、実質有名講師の弟子のような立場になるので、講義期間中はもちろん飲みに行けますし(基礎も飲みには行けます)、講義期間が終わっても、講師の周りのコピーライターの飲み会に呼んでもらえたりします。

(ちなみにクリエイティブは激しい飲み会とかないですよーたぶん笑)

そういった意味でも、コピーライターとして、広告業界で成長したいのであれば、専門コースから始めるのが一番いいのかなというのが正直な感想です。

では実際に広告業界への転職にどんくらい役に立つのって話

まあただ、安くない金額使ってコピーライター養成講座通って、実際に転職に役に立つのかっていう不安は常に付き纏いますよね。

もちろんコピーライターになる上では間違いなく役に立ちますが(面接での講座にかよったことの魅せ方は重要)、文学系志向するのか、企画系志向するのか、マーケ系志向するのか、はたまたコピーは習いつつ職種は他がいいのかとか、人によってまちまちだと思うんですよね。

でまあちょっと広告(広告業界の広告)になっちゃうんですけど、そう言う時におすすめなのがやはり転職市場に詳しいひとにアドバイスをもらうと言うことで、キャリアコンサルを受けてみてこれからどんな勉強をしながらキャリアアップしていくか、みたいなプランを立てるのも割とすっきりする方法ではあるんですよね。

あと、微妙に話はそれますが、広告業界の求人ってたいてい1枠とかで、割とすぐ埋まっちゃうんですよね。かつ、公式サイトには載せないで(採用って企業秘密だから&応募きすぎてめんどいから)、登録制の非公開求人を取り扱ってるエージェントにしか求人出さないとか結構ザラなんですよね。今自分がいる会社も、自分がエージェント経由で入ってからもうその職種では募集してないですし。

前見たときは、博報堂のクリエイティブの求人がぽっと出てきて(電博のクリエイティブは基本コネという噂が出ていますが)、やはりすぐ消えてしまっていました。

あと逆説的に言うと、電博ってなんやかんや人数が多いので優秀な人しか入れないけれども、採用の枠は多少だけど多いんですよね。で、逆にホワイト系のハウスエージェンシーとかって、人も辞めないし社員数も少ないから、なっっかなか枠が開くことがないんですよね。なので常にアンテナを張って(というか求人が見れる状態)にしておくことは大事かなと思います。

まあ始めの一歩がめんどいのはすごいわかるんでなんとも言えませんが・・笑

ということで、やる気が出た選ばれし(?)あなたに、一応3社、特徴まとめておくので、ちょっとでも転職の可能性があるなら、一応現状把握と方向性の確認だけでも登録してみるのがおすすめかなと思います。

マスメディアン

基本的に広告代理店から制作会社まで幅広く網羅しています。職種も営業からマーケティング、クリエイティブ、デジタル、メディアまで幅広にあります。自分は最初に登録しましたし、周りの転職者も割とここはマストで抑えてる印象です。

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転職のプロ

こっちは少しマーケティング寄りな印象があります。俗に言うコミュニケーションデザインとか統合プランニングとか今流行のやつですかね。ぽっと出てくるここにしかない求人もあるので、一応マスメディアンとこっちは自分は登録しておきました。

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マイナビクリエイター

こっちは少しweb系が多くなりますが、定期的に登録者限定の業界のセミナーとかもやってくれるので結構タメになります。あと、ポートフォリオの作り方サービスもあるので、クリエイティブ志向の方や、未経験でどうしていいかわからない人は割と登録マストな気がします。

▶︎求人を見る

まあなんか微妙に営業っぽくなりましたが、せっかくこんな駄文を最後まで読んでくれた方と、いつか週刊キャリアジャンプ見てぼく(わたし)転職成功できたんです!みたいな人と一緒に仕事するのが夢なんで、気が向いたら参考にしてみてください(ジャックダニエルが好きなので奢り待ってますw)。

以下に興味ありそうなページまとめましたので、↑をとりあえず登録した後まわってみてくださいw

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